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名古屋市伝統産業活力向上事業「伝統産業の可能性を探る!」
日時:2013年9月17日(火曜日)18:20~20:30
講演:桐本泰一 氏 (輪島キリモト代表)

 

今回で第二回となる、愛知の伝統産業活力セミナー。今回も多くの職人の方や、伝統産業に携わる方々がお越しくださいました。

第二回目となるこの会では、輪島キリモト代表の桐本泰一氏に講演していただきました。

 

講演ではまず、輪島塗の現状として、やはりピーク時に比べれば売上も人材も減少傾向にあることを話されました。しかし桐本氏はその現状を重く受け止めることをせず、「まだまだこれから。この状態であっても、ここから密度を高めていけば問題はない」と、前向きな姿勢を見せてくださいました。

 

また、桐本氏はお客様の近くにいることを心がけているとお話しされました。たとえば、料理を作ってそれを漆の器で食べてもらったり、落語家の方とトークショーをしてみたり、ただモノをつくって売るのだけではなく、お客様との交流を大事にされているとおっしゃいました。

他にも、桐本氏の現在に至るまでの苦悩の日々や、漆器を広めていくためにどんなことをしてきたのか、また、どんな場所に自分の輪島塗が使われているのかを、写真を交えながらお話しくだざいました。

講演は、画面に映る漆器の写真の美しさに会場から感嘆の声があがったり、桐本氏の冗談に会場が沸いたりと、終始和やかなムードで終了しました。

 

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セミナー後半は前回と同様、会場にお越しくださった方に参加していただくワークショップです。

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今回のテーマは【理想を実現するためにどんなことが必要か。】参加者の皆さまには、自分たちの業界を守るために今何をしているのか、話し合っていただきました。主に、「情報発信としてブログやSNSの活用」「異業種とコラボしたものづくり」「エンドユーザーの声を聞くために、催事等でお客様の近くにいく。」「ライフスタイルとのマッチしていくことを考える。」等の声があがっていました。参加者の皆さまは他の業種の皆さまのお話を真剣に聞き、自分にはない発想や工夫を聞いて納得したり、似たようなことをしている方に共感したりと、非常に充実した時間を過ごされていました。

今回のセミナーも限られた時間をいっぱいに使い、参加者の皆さまも満足気な表情で終了の時間を迎えました。