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開催日:2014.7/24(木) 18:00~22:00

講師 :赤瀬浩成 氏(メイド・イン・ジャパン・プロジェクト㈱代表取締役社長)

開催レポート

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“7月24日(木)関市の㈱杉山製作所で第9回目となる作り手育成セミナーが行われました。
毎月開催の体制として一つの締めくくりとなる位置づけにあった今回は、今まで本セミナーに参加したことのある方々を中心にお集まりいただき、参加者同士のより深い交流と10年後を見つめたディスカッションが開かれました。

まずはあらかじめご用意いただいた内容をもとに、3分間の自社紹介プレゼンを行っていただくところからスタート。
参加者は、同業種や異業種ないまぜの各社からのプレゼンに対し興味深い面持ちで熱心に耳を傾けられ、また自身の番では、持参した商品サンプルやHPを指し示しながら、今までの歩みを確認されているようでもありました。

今までの8回のセミナーで、お互い何度か顔を見かけたことはあるが、あまり深く話したことは無いというような間柄から、どんな会社でどのような業務内容を行っているのかという部分を知り合っていただくことで、距離を近くしていただくことのできた前半のプレゼン大会となった様子でした。
後半は業種も様々なグループに分かれ、『10年後に目指すべき姿』というテーマで自由にディスカッションを行っていただき、それぞれの道のりも振り返りつつ現在直面している困難な状況を打開し、未来へとつなげていくためのヒントを探り合う中で、新たな発見や共感を感じて頂けたようでした。

会社ごとでは東京進出を見据えた販路開拓への悩みに対し、「ホテルのレストランショーなどはどうか」といった意見が出たり、『10年後に目指すべき姿』というテーマに対し“日本一を目指す”という目標を掲げる会社に対しては「日本一とはどういう事なのか、ビジョンをより具体的にしていくと良いのでは」といった意見が挙がっていました。

別のグループでは、“会社にとって、成長が大事か、それとも適正な規模を保つのが大事か”という話では
「しっかりとした自分のビジョンを持って、ベストなバランスを考えたい」
「大きいものに巻かれないオリジナルの商品作りが大事」
「市場は大きい中でも1%でも2%でもシェアを取り、強烈なファンを作っていく」という意見が共感されたようでした。

また、ディスカッションの中で『世代間』をキーワードに導き出したグループでは、例えば畳のことについて「あまり使わない・知らない世代が増えてきている中でどうやって伝えていくのか、世代毎にどういった使い方を提案していけばいいのか、といった事がモノづくりの中で今後も変わらず重要な部分なのではないか」という意見。そういった作り手とつかい手の接点が作り切れていない問題を問う意見や、今後社員の規模など強みだと思っていた部分が弱みになる可能性も出され、“逆の発想”を持つこともこれから必要だという意見が挙がるなど、グループ毎にそれぞれの展開をみせ、会場は熱気を帯びていました。
最後にコーディネーターを務めたメイド・イン・ジャパン・プロジェクト㈱代表取締役社長の赤瀬氏からは、「会社を経営していると、いい時ばかりでもないし、悪い時ばかりでもない。そんな中で心の支えになる魂のようなもの(理念やビジョンといったもの)は持っていないといけないんじゃないか。そしてこういった所に参加していろんな人に意見を聞くところから何か生まれるのではと思います。作り手の人の明日への希望につながるような場所として、これからも活動していきたい。」と締めくくられ、大きな拍手が起こりました。
つぎは新体制での新たなスタート!次回セミナーもどうぞお楽しみに!