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インテリアデザインを学ぶ専門学校 ICS カレッジオブアーツでの学園祭企画として
2コマを NPO MIJP が担当し、「日本の道具観察ワークショップ」と「左官ワークショップ」を開催しました。

学園祭のテーマは「伝」。

普段は学業として知識や技術を取り入れる側の学生たち、
ここでは、自分の外側へ表現する側になる、表現することを学ぶ。

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ワークショップ概要

日 時: 9月19日

第一部「日本の道具観察ワークショップ」 村澤講師
第二部「左官ワークショップ」 松木講師

場 所: 専門学校 ICS カレッジオブアーツ

参加者:

第一部 学生28名/学生の親族1名/卒業生1名
第二部 学生19名/学生の友人1名

運 営: ユースワークショップ委員会 森野 田口

第一部「道具観察ワークショップ」

村澤一晃 部会長が講師を務めました、
実物と画像によって紹介された「道具」を見て触れて、
何に用いる道具なのかを観察想像し、なぜそう思ったのかを答えていく
自由発言形式のワークショップ。

人間の身体だけでは対応できない問題「強く叩くと痛い」「触れると気持ち悪い」
「熱い」「石を砕けない」を解決する道具。
そのために、どんな「材料」「寸法」「重さ」「バランス」で作られているのか、
材料の用い方から年代を想像し生活様式の変化も感じ取れる、
道具の使用頻度によって日本とは違う地域の食生活をも理解できるような、
デザインを学ぶ学生にとって、とても意義のあるワークショップになりました。

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第二部「左官ワークショップ」

三重支部準備室代表の松木憲司さんが講師を務めました、
木の板に左官を施し時計の文字盤を製作するワークショップ。
技術を体験し古くからの建築施工を理解しようというだけではありません、
技術を左官と呼ぶのではなく、「素材選び」「材料づくり」こそが左官だと松木講師。
そのほとんどが天然の素材からできている左官材料、土・灰・海藻・水その配合から
出来上がりを想像し、参加者自らが調合します。
土を付けたくないところにはマスキングテープ、時計として見やすいように目盛り、
「失敗した!」との声もありましたが、塗り重ねれば隠せることに気づき作業を進めていました、
手を動かしながら覚え、失敗し、仲間と道具や材料を共有する、「表現する」という
学園祭のテーマとしっかり合致した動きと成果の大きいワークショップになりました。

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参加の方々の声 学生へのアンケートより

◯ワークショップ参加のきっかけになったキーワードは?

・道具 「観察」
・左官 「素材に触れる」「土・砂などの天然素材」「左官体験」「新鮮」

◯ワークショップの中で印象に残ったシーンはどこですか?

・道具
初めて見る道具が多く、道具の形から用途を推察すること、その説明が興味深く楽しかった。
実際に道具に触れられたことが良かった。
背中薬塗り棒、玉子割り器は想像がつかなかった。
・左官
自由にできて良かった。
いろいろな土があり、そのはたらきが違うことを知れて良かった。
松木先生の話がおもしろかった、土の仕上げが身体によいとは知らなかった。
先生の仲間に対する愛情、自然と仕事をすることへの素晴らしさを知った。

◯今後どのようなイベントに参加をしてみたいですか?

・国も言葉も関係なく、多くの人と関われるイベントに参加したい
・手でモノを作れるイベント
・レンガ積み、ガラス、藍染め、家具つくり

◯学校で学ぶことだけでなく、インテリアデザインに関わることで
興味があることはなんですか?

・内装やイベントなどの照明
・リノベーション
・焼物

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