新着情報

2014年7月16日(水) 19時~21時 本部定例会セミナー開催致しました。

題名:ゆたかな工芸社会を目指して

場所:FIAT CAFFE

講師:下川 一哉氏
NPO法人メイド・イン・ジャパン・プロジェクト新代表理事

開催レポート

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今回も全国より多くの方にお集まりいただきましてありがとうございました。

NPO法人メイド・イン・ジャパン・プロジェクトは、「日本のモノづくりの支援」や「日本の伝統工芸・、企業などの支援」を行っておりますが、主に2つの対象に向け活動しております。

それは、つくり手(技や知恵をもってモノづくりをすすめる) つかい手(生活者に日本のモノづくりを伝える)と呼ばれます。

つくり手がいくら良いものを作っていても、つかい手がつかい方を知らないのでは意味がありません。つくり手の支援はもちろんのこと、私たちはつかい手向けにも目を向け、2本柱で行っております。

メイド・イン・ジャパン・プロジェクト(MIJP)はものづくりの前後左右となって進んでいきたいと思っております。

MIJPが掲げるスローガンは赤瀬代表の際には「10年先のモノづくりのために」でしたが、下川代表に代わり、「豊かな工芸社会を実現するために」となりました。

現在は生活者の暮らしぶりがやせ細っております。例えば、「お茶を飲むときどうしますか?」という質問に、最近ではペットボトルからお茶をだすという回答が増えているといいます。急須を使う人、本当のお茶のいれ方を知っている人はどれくらいいるのでしょうか?現代は、お茶のいれ方をそもそも理解したり、急須を使っている人がいないのに急須だけが大量に作られているという状況が起こっているそうです。これでは急須が売れたり、普及するはずがありません。そうするとお茶の葉を購入する人もどれくらいいるのか・・・という疑問も生じます。

現代は工業社会になっています。生産性や価格ばかりを重要視しているのではないでしょうか?つくり手はつかい手のことを重視しているのでしょうか?またつかい手は、技の軽視(つくり手の技だけではなく、つかい手の技にしても同様)しているのではないか・・・

今こそ、工業ではなく、工芸社会を目指すために。

日本人の丁寧な暮らしを取り戻すことは、日本のモノづくりの発展に必ず繋がる事でしょう。それには工芸社会を実現することが重要となります。

【工芸社会とは?】

つくり手がつかい手の暮らしを良くしていく。

つかい手がつくり手に感謝をして道具を使う。

適量生産、サスティナブルな暮らし

技を大事にすること

適正価格

伝統や原点の重視

不便ではなく、そこに楽しみや個性を見出すこと

繋がりあう社会

・・・

工芸は、暮らしの道具や伝統工芸だけの話ではありません。食べ物、飲み物、街、建物、エンターテイメント・・・全てに通じます。

 

さて、私たちにできることとは。