
2018年12月11日は、メイド・イン・ジャパンプロジェクト年末恒例の望年会を開催いたしました。
「ナナメにつながる望年会」ということで、メイドインジャパンに関わる、「作り手」「売り手」「使い手」がナナメにつながる仲間たちが、70名近く集い、大盛会のうちに終了いたしました。ご参加いただいた皆さま、運営にご尽力いただいた皆さま、誠にありがとうございます。
今回も、多くの繋がりをつくることができたのではないかと思います。
今後も、ナナメにつながるきっかけを提供してまいります。
モノづくり特別ブースを設置。モノづくりに携わる、様々な方に出展いただきました。
ブースごとのプレゼン。
毎年恒例のジャンケン大会も、大好評でした。
代表理事の北村より
「望年会」を盛大に開催した話
私が代表を務める、NPOメイド・イン・ジャパン・プロジェクト(以下、MIJP)は、
2018年12月11日、名古屋市内にて「望年会」を開催した。
東海地区を中心に活躍する総勢70名ほどの、
日本のモノづくりに携わる人たちが一堂に会し、
会場には展示ブースを設け、各々商品やサービスを持ち込んでの交流会。
大変盛り上がったことは言うまでもない。
参加いただいた方、運営してくれた方々には心より感謝いたします。
さて、このMIJPの活動は、すでに13年が過ぎようとしている。
当初は、「10年後の日本のモノづくりのために」と掲げ、たくさんの人たちと関わってきた。
今でこそ、「日本製」「Made In Japan」というのが、
当たり前のように聞かれる世の中にはなったが、
その当時といえば、私たちを含め、メーカーの考えやあり方はひどいものだった。
「数字は読めない」「市場は知らない」「誰かに頼る(すがる)」などなど、、、
そんな中、これまで活動を支えてきていただいた先代には心から敬意を表したく、
少しでもお返しできればと、代表を拝命させていただいた。
私が掲げたのは、「ナナメにつながるきっかけを。」というビジョン。
これまでは、組織で動いていたことが多かったが、それをすべて廃止した。
それは、とても難しい決断だった。
これまで築いたものをなくす、恩を仇で返すことになりかねない。
ただ、私には、ひとつの想いがあった。
改めてこの場を借りて、今のMIJPのビジョンと基本理念を記しておきたい。
——————————————————————————–
【ビジョン】
ナナメにつながるきっかけを。
~もっとも古い、日本のモノづくりのオープンイノベーション~
【基本理念】
団体、企業、業界、地域、行政、それらの枠以前の、個人間で繋がる常に新鮮で、本質的な情報がある
絶え間なく、多様性と可能性に満ちた純粋な活動をする
2006年9月に発足したNPO法人メイド・イン・ジャパン・プロジェクトの活動は、全国各地で地道に続けられ、日本のモノづくりに携わる多くの人たちが集い、出会ってきました。そして、その中から、新たな活動や取り組みが始まり、皆、全国、いや、世界中でチャレンジをしています。ここに来れば、情報メディアからでは到底、知りえない、「本当の、生の、これからの、Made In Japan」を感じられるはずです。単に日本製のラベルをくっつけるのではなく、日本の感性、誇り、想い、魂、そして、それらを反映させた技術が詰まったモノづくりを継承・発展していかなければなりません。そのために、過去のしがらみ、業界、世代の垣根を超え、形に囚われず、フレッシュで、フラットにモノを考えることが大切になっていくのではないでしょうか。「どこが、どう」という差別化ではなく、先達の知恵や功績をもとに、まったく新しい価値観を個々人にもたらしていく、我々は、日本のモノづくりに対して、広義であり、多様性でありたい。腕利き、目利きが、フラッと立ち寄り、繋がっていく場所。モノではなく、人へフューチャーをする。もっとも古い、日本のモノづくりのオープンイノベーション。それが、新しいメイド・イン・ジャパン・プロジェクトの姿です。
——————————————————————————–
そういった中で、先日の望年会。
「年を忘れる」のではなく、これを機に、新たな年へ「望んで」ほしかった。
そのために、今日この場にいる人たちと交流をして、
「来年はこの人と新しい仕事をしてみよう」
そんなきっかけができればと考えた。
ご興味のある方は、ぜひ、我々の活動にご賛同いただきたい。
年会費も年間15000円と、すこぶるリーズナブルだと思うし。
NPOメイド・イン・ジャパン・プロジェクト代表
北村圭介