CASE.1
ある伝統工芸の後継者の場合
私は200年続く伝統工芸の後継者(5年目)です。継承者だった父が早く他界し、祖父の元で修業を積んできたましたが、その祖父も、まもなく80歳を迎え高齢となります。何とかしないと、という気持ちはありますが、何から手を付けていいのか、長年続く技術を継承していくためにはどうしたら良いのか悩んでおります。他の工芸士の方たちは、どのように考え、どのように動いているのか知りたいと思い、MIJPに参加し、様々な方たちと交流を持つことができました。