Japan Traditional Crafts Weekとは

はじめに

一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会は、伝統的工芸品に対する国内外の消費者・流通関係者への理解の増進、伝統的工芸品産地(以下、産地)と消費者の交流を目的として「JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2015」を開催します。開催期間は平成27年10月24日(土)~11月3日(火)となり、期間中に伝統的工芸品産地と東京と名古屋のセレクトショップ、インテリアショップ、ファッション店、専門店とのコラボレーション事業として、産地のPRと産地品展示販売を行います。

本事業を通じて生まれる様々な「出会い」から、新たな気づきやきっかけをもたらし、伝統的工芸品のさらなる流通の拡大、次世代の継承と発展につなげていけるような、新時代を切り拓く事業展開を目指しております。皆さま、ぜひご参加ください。

概要

期間平成27年10月24日(土)~11月3日(火)
※レセプション【東京】10月23日(金)
※レセプション【名古屋】10月28日(水)
会場【東京】
メイン会場:当協会 伝統工芸青山スクエア (東京都港区赤坂 8-1-22)
各会場:各店舗内(港区エリア・中央区エリア・その他エリア)

【名古屋】
メイン会場:国際デザインセンター
(愛知県名古屋市中区栄 3-18-1 ナディアパーク・デザインセンタービル)
各会場:各店舗内

内容開催期間中、東京・名古屋のインテリアショップ、ファッション店、専門店等が、伝統的工芸品の産地とコラボレーションし、伝統的工芸品の展示販売や実演等を行います。また、各店舗を巡るスタンプラリーの実施や、メイン会場において、製作実演やワークショップ等を実施する予定です。
HPhttp://jtcw.jp/
主催一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会
運営特定非営利活動法人メイド・イン・ジャパン・プロジェクト

理念

【ニッポンの伝統工芸に出逢う -創り手と使い手を繋ぐ】

NIPPONSAN
時代が移り変わっていくなかで、残していきたいものづくりが日本各地にあります。重ね続けた歴史の重みが、名品を生み、職人が守り、そして今に伝える、ニッポンの伝統、技、美、そしてものづくりの精神。

現在、国から指定されている「伝統的工芸品」は、全国に222品目あります。(※平成27年6月現在)

・主として日常生活で使われるもの

・製造過程の主要部分が手作りであること

・100年以上の歴史を持つ伝統的な技術・技法によって製造されていること

・100年以上、伝統的に使用されてきた原材料であること

など、とても厳しい指定基準により、選定されています。

そうした指定を受けたものづくりは、時代を超えて、ものづくりに息づく技と美意識を、新しい形にのせて受け継がれています。各ショップに創り手から届けられた品々は、これまでの、そしてこれからの 日本の心と心を繋ぐことでしょう。

創り手から売り手へ、売り手から使い手へ。
このイベントが、こうした伝統を守り受け継がれていく、一本の架け橋となりますように